LOVE理論のレビュー
最近は本を読んでレビューを書くのが習慣になってきてちょっと嬉しいいわしです.今回はちょっと変な本のレビューです.
内容
「夢をかなえるゾウ」などで有名な著者による恋愛ノウハウアドバイス.ツイッターなどをやっていると嫌でもRTなどで回ってくるであろういわゆる「恋愛工学」にかなり似た内容であった.内容自体は「なるほど!」と思うところ(例えば,女性は傾向として話に共感してほしい人が多い)などから「まじかよ?」って思うところまで幅広く網羅してあります.
著者が本文の中で言っているように,文体は平易で読みやすく,面白おかしく書かれている気がします.著者のヘンテコエピソードなども随所に散りばめられていて,とても面白く読み進めることができます,神奈川や埼玉に住んでいて,通勤通学で東京に行くサラリーマンや学生なら1日から2日で読み進められると感じました.
いいところ
・面白い恋愛理論を知ることができる.そしてそれは言葉は違えどTwitterなどで大流行している恋愛工学に似ている.
・純粋に著者のエピソードが面白い.素敵な女性を捕まえるために著者の努力には目を見張るものがあるし,それはまるで最近流行ったGRIT(やり抜く力)を感じさせるものである.(著者は「モテるために,限界まで努力したのか? 答えはNOだった.」のように常に自問自答しているらしい).
・章ごとにまとめがあり,忙しい方はそこだけ読んで内容を理解することができる
悪いところ
・著者の考案した理論はおそらく最もだろうけど,それがそう簡単に行動に移せないから問題なんだと思う(まあ著者はそのようなことを本文で触れていますが).
・「そこで,(大学)デビューへ向けての計画を練ったのだが,どうしても障害になるのが,高校時代の友人だった.この点に関しては頭を悩ませたが,結論として全員切った」などと「モテる」ということに対してライザップもびっくりのフルコミットをしているので,多分その辺の一般人である我々には再現性が高くないかもしれない.
所感としては,これらは悪いところと紹介しましたが,気の持ちよう次第ではなんとでもなるので,気になった方は本を手に取ってみてください.