川谷絵音がハッチャケ過ぎている
川谷絵音という男は多分例のベッキー事件を機に一皮も二皮も剥けたような気がする(変わった?).
最近の楽曲を聴いていると,件のこともネタにしてポジティブモンスターになってしまったのではないか?と思うほどだ.
つい最近リリースされた「ジェニーハイのテーマ」という楽曲だが歌詞がなんかもうやばい(語彙力).
俺が川谷絵音だ
語れない相いれない人間だ
テレビに相槌を打っては自分は違うなんて考えてる人間だ
でも今ここで奏でる音は真っ直ぐにあなたの心を射抜く
居抜き物件のリフォームみたいなバンドだけど きっと響く
ゲスを極めても何を極めても結局音楽を極めてる奴が階段を上がってく
下がってく奴を横目に見ながらギターをかき鳴らして雑音を消して
確かに言われてみればテレビを見て相槌を打っている僕らのような人間とはひと味もふた味も違う気がしますね.言われてみれば.
ジェニーハイ以外でも,最近ゲスの極み乙女。としてリリースした「好きなら問わない」というアルバムの「イメージ戦略」や「戦ってしまうよ」も文春事件について書いてるんじゃないの?と思うような芸能界へのアンチテーゼみたいな歌詞だ.
リベンジリベンジ
最高潮に達したと思った吊し上げは
今日も記録更新中です
関係ない奴はみんな笑顔で
幸せ景気も上昇中です
大事なのは本当の自分じゃない
本当に大事なのはイメージ
作り笑顔で淡々と仕事して
出来なくてもイメージで十分さ
ちなみにこのMVはかなりの出来で,ショートムービーとしても十分に楽しめる.
(一体いくつパロディーがあるんだろう)
戦ってしまうよ 戦ってしまうよ
境界を見ながら いつかあなたはチェックメイト
想像を伝って 戦ってしまうよ
戦ってしまえば
全てはいつかチェックメイト