5億年ボタンが実写化されていた
知る人ぞ知る知る「５億年ボタン」ですが，いつの間にか有志によって映像化されていたようです．これぞネット社会のいいところですね．
ちょっと広告多めではありますが，なかなかのクオリティでびっくりです．
あらすじ
内容は、何もない空間で5億年過ごすだけで100万円が貰えるというアルバイトを持ち掛けられる、というもの。
ボタンを押すと空間に飛ばされて、そこは餓死などの心配もなく、寝る事も出来ない。自分の身一つで5億年生きられる設計となっている。5億年経過すると、全ての記憶が消去され、元の場所へ戻る。
そして100万円を入手できる。
押した本人はボタン押して、ただ100万円出てきた様な錯覚に陥るが、実際は気が狂う程の5億年を過ごしている。
作中でも大した事無いと思い、再びボタンを押してしまい、また気の長い5億年を体験するハメになる。
たった100万円のためにやるか...？
地球で言うと古生代カンブリア紀あたりで、ゴンドワナ大陸の誕生とか、ロディニア大陸の分裂とか、貝類・陸上植物・巨大恐竜の出現とか、カンブリア紀型動物群が進化を始める頃から現代までがだいたい5億年。
この漫画はいわゆる「思考実験」なので五億年とか100万円とかが大事というよりは，５億年経験した「僕」とその記憶が消された「僕」の存在の問題です．よく考えると５億年耐えた僕とお金もらっている僕は違う人間なのかもしれない．
結局時間が有り余っていて，悟り，真理に達し，宇宙を理解することになるが５億年たったことにより...
